みなさん、こんにちは!
2児のママのたか子です。
今日は私が経験した、思いがけない
感動の初日の出体験についてお話ししたいと思います。
普段はスーパーでパートをしながら、
家庭菜園や料理を楽しむ普通の主婦なんですが、
この出来事は私の人生の宝物になりました。
息子の突然の「初日の出を見に行こう」発言にビックリ!
「ねぇ、ママ。今年は初日の出、見に行かない?」
大みそかの夜、突然6年生の息子がそんなことを言い出したんです。
リビングでいつものようにスマホゲームをしていた息子が、
急に画面から目を離して切り出した言葉でした。
うちの息子って、普段はゲームに夢中な男の子なんです。
しかも朝が超弱くて、学校がある日も起こすのに一苦労。
「起きなさい!」を3回は言わないと布団から出てこない子なんです。
だから最初は「え?本当に?」って耳を疑っちゃいました。
夫も驚いた様子で「お前が言い出すなんて珍しいな」って。
でもね、息子の表情がすごく真剣だったの。なんだか、
いつもと違う雰囲気を感じました。
実は息子には秘密の想いがあった
「実は、卒業前に家族で何か思い出作りたいなって…」
その言葉を聞いた瞬間、私の目から涙がこぼれそうになりました。
そうなんです。息子は今年、小学校を卒業する年なんです。
最近は友達と遊ぶことが増えて、家族との会話も減っていました。
「おはよう」「いってきます」「ただいま」「おやすみ」。
日常的な会話はあるものの、
心を開いた話はめっきり少なくなっていたんです。
でも、そんな息子なりに、家族のことを考えてくれていたんですね。
中学生になったら、きっと友達と遊ぶ時間が増えて、
家族で過ごす時間は減っていくのかな…。
そんなことを考えていた息子の優しい気持ちに、
母親として胸が熱くなりました。
家族みんなでワクワクの準備開始!
「よーし!じゃあ行こう!」
私の一言で、家族みんなで準備を始めることに。
2年生の娘も「私も行く!」って大はしゃぎ。
夫も「久しぶりだな」って笑顔で賛成してくれました。
私は早速スマホで近所の初日の出スポットを検索。
近くの高台にある総合公園が、
初日の出スポットとして人気があるって口コミを見つけたんです。
車で15分くらいの場所だから、
子どもたちも無理なく行けそう。
その夜は、暖かい服装や温かい飲み物の準備、
持っていくものの相談など、みんなでワイワイと過ごしました。
息子が「おにぎり作ろうよ」って言い出して、
台所で一緒におにぎりを握ったんです。
最近じゃめっきり見られなくなった光景に、
またじーんときちゃいました。
娘は「寝られるかな?」ってソワソワ。
でも「お兄ちゃんと一緒に初日の出見るの、楽しみ!」
って、すっごくうれしそうな顔をしていました。
感動の瞬間!息子の言葉に号泣
元旦の朝4時半。まだ真っ暗な外は、想像以上に寒かったです。
でも、家族みんなで出かける非日常感に、
なんだかワクワクしていました。
眠い目をこすりながら、家族4人で出発。
まだ暗い道を、長女は「お月様キレイ!」って元気いっぱい。
息子も「あ、流れ星!」なんて珍しく声を上げていました。
公園に着くと、すでに何組もの家族が来ていました。
私たちは持参した毛布にくるまって、
ゆっくりと明るくなっていく空を眺めていました。
最初は真っ暗だった空が、少しずつ紫がかった色に変わり始めて…。
そして、オレンジ色に染まり始めた水平線に、みんなが釘付けになりました。
そして、ついに太陽が顔を出した瞬間…。
「ママ、パパ、妹。みんなで見る初日の出って、
なんかすっごくキレイだね。…ありがとう」
息子のその言葉に、私は思わず涙が止まらなくなってしまいました。
周りの人に見られているのも気にならないくらい。
だって、息子からこんな風に素直な言葉をもらえることって、
最近はめったになかったから。
夫も目頭を押さえているみたいでした。
娘は「お兄ちゃん、私も嬉しい!」って、息子にギュッとハグ。
息子も照れくさそうでしたが、
妹を優しく抱きしめ返していました。
予想外の出来事が起きたんです
実はこの話には続きがあって、驚くことが起こったんです。
その様子を見ていた近所の仲良しママ友が、
思わず写真を撮ってくれていたんです。
「素敵な家族の瞬間だったから、つい…」って。
写真には、朝日を背景に、息子と娘がハグしている姿、
そしてその横で涙ぐむ私と夫の姿が写っていました。
スマホの画面越しに見た写真に、
またジーンときちゃいました。
それからもっと驚いたことに、
その写真を見た他のママ友たちから「うちも行きたい!」って声が続々。
来年は近所のママ友家族と一緒に初日の出を見に行くことになりそうなんです。
思いがけず、素敵な家族の輪が広がっていくきっかけにもなりました。
その写真は今では我が家の宝物に。
息子の卒業式の時に見返そうって、大切にしまってあります。
帰り道でさらにビックリ!
帰り道、眠くて静かになるかな?って思っていたら、
息子が「ねぇ、来年も来ようよ」って。
「中学生になっても?」って聞いたら、
「うん。今度は僕が妹を起こしてあげる!」なんて言うんです。
思わず夫と顔を見合わせて、また笑顔がこぼれました。
朝7時前に家に着いて、みんなで食べた温かいお雑煮。
普段はバラバラになりがちな休みの朝ごはんだけど、
この日は家族みんなで囲む食卓に、特別な幸せを感じました。
まとめ、家族の絆って素晴らしい!
思春期に入って、少しずつ距離を感じていた息子との関係。
でも、この初日の出をきっかけに、
また家族の絆が深まった気がします。
家族との時間って、日常の中でついつい後回しになりがち。
でも、たまには普段と違うことに
チャレンジしてみるのもいいものですね。
みなさんも、お子さんから思いがけない提案があったら、
めんどくさがらずに「いいね!」って乗ってあげてほしいな。
きっと、素敵な思い出になるはずです。
そして、もし今、思春期のお子さんとの関係に悩んでいるママがいたら、
焦らなくていいんです。
子どもたちはちゃんと私たち親のことを見てくれているし、
自分なりに家族のことを考えてくれているんですよ。