今日は、先週末にあった
親戚の出来事について書いてみようと思います。
姉の息子(甥っ子)が来年から大学生になるんですが、
突然LINEが来て「おばちゃん、ちょっと相談があるんだけど…」って。
実は一人暮らしについて悩んでいたみたいなんです。
パート先のスーパーでも、
お客様やパート仲間とよく子どもの進学の話をするんですよね。
特に春先は、
「うちの子も一人暮らし始めるの」とか
「家賃っていくらくらいがいいのかしら」
なんて話題で持ちきり。
今回は、そんな経験も活かしながら、
2人の子育て中のママとして、
しっかりアドバイスできたと思うので、
みなさんにもシェアしたいと思います!
甥っ子からの突然の相談
「おばちゃん、一人暮らししたいんだけど、どんなところ選んだらいいと思う?」
実はうちの長男(小6)も
「中学生になったら一人暮らししたい!」
なんて言い出して困ってたところだったんです。
まぁ、長男の場合は単なる甘えた願望だったんですけどね(笑)
でも、甥っ子の場合は本気。
大学まで電車で30分くらいなのに、
なんで一人暮らしなの?って
最初は思ったんです。
でもね、話を聞いているうちに、
親元を離れて自立したいという気持ちが
すごくよく分かってきて。
失敗しない物件選びのコツ、教えます!
まず最初に伝えたのは、スーパーまでの距離をチェックすること。
これ、すっごく大事なの!
私もパートで夜遅くまで働くことがあるんですけど、
近所にスーパーがあるのと、
コンビニしかないのとでは全然違うんです。
特に男の子って、外食やコンビニ弁当に頼りがちなんですよね。
うちの夫も学生時代、
それで胃腸を壊して大変だったって言ってました。
甥っ子には「スーパーで食材を買って、
簡単な自炊をするのが健康面でも家計面でもベスト!」
って伝えたんです。
それから、住所が決まったら、
私が勤めているスーパーみたいな、
安売りの時間帯があるお店を探してみるのもいいよって。
夕方からの見切り品とか、
お得に買える時間帯を知っておくだけで、
すっごく変わるんですよ。
意外と盲点!?通学・通勤経路のチェック
これ、長女(小2)の塾の送り迎えで気づいたことなんですけど、
駅までの道のりって意外と重要なんです。
特に夜道は、明るくて人通りのある道を選びたいですよね。
甥っ子に「大学までの経路を、実際に通学時間帯に歩いてみたら?」
って提案したら、「そんなの面倒くさい」って最初は言ってたんです。
でもね、私が「スーパーでもね、
お客様から『夜道が暗くて怖い』って声をよく聞くのよ」
って話したら、ちゃんと考えてくれました。
家賃以外の出費にビックリ!
ここからが重要なんです。
甥っ子、家賃のことしか考えてなかったみたいで。
私、スーパーのレジで働いているから、
お客様の買い物の金額とか、物価の変化とかよく分かるんですよ。
例えば、うちの長男のお弁当を作るのに、
今は1食300円くらいかかるの。
それを考えると、一人暮らしだと
食費だけでも月3万円は見ておかないとね。
光熱費も、エアコンの使い方一つで大きく変わってくるし。
甥っ子が考えていた家賃4万円に、生活費を足すと…
・食費:3万円
・光熱費:1万円
・通信費:1万円
・日用品:5千円
・交際費:1万円
最低でも月11万円くらいかかっちゃうんです。
初期費用って侮れない!
これ、私のパート仲間の話なんですけど、
お子さんの一人暮らしで、
予想以上の出費に驚いたって言ってました。
・敷金:4万円
・礼金:4万円
・仲介手数料:4万円
・火災保険:1万5千円
・保証会社費用:1万円
・引っ越し費用:3万円
合計17万5千円!
それに加えて、家具や家電もろもろ…
・冷蔵庫:3万円(中古)
・電子レンジ:1万円(中古)
・洗濯機:2万円(中古)
・ベッド:2万円
・机・椅子:1万5千円
・照明器具:1万円
これだけで10万5千円!
お母さんの気持ちも考えてね
これは、2人の子どもを育ててる私だから言えることかもしれません。
特に食事の面では、お母さんの苦労は計り知れないんです。
うちの長女なんて、
お弁当に入れるおかずの好き嫌いが多くて。
でも、工夫して作り続けているうちに、
少しずつ食べられるものが増えてきたんです。
そういう毎日の積み重ねって、
一人暮らしじゃなかなかできないんですよね。
だから甥っ子には「実家暮らしのありがたみ」も伝えました。
特に、身の回りのことを全部自分でやるのは、
想像以上に大変だよって。
家具や家電は賢く揃えよう!
これ、私のイチオシアドバイスなんです!
スーパーでもよくお客様と話すんですけど、
最近はリサイクルショップや
ネットオークションがすっごく充実してるんですよ。
特にオススメなのが、大学近くのリサイクルショップ。
卒業生が使っていた家具や家電が、
新生活シーズン前にたくさん出回るんです。
うちの夫が「俺の時は先輩から冷蔵庫もらったなぁ」
って言ってたので、
そういう先輩後輩のつながりも大切にするといいよって話しました。
寂しさ対策を忘れずに!
これ、意外と重要なポイントなんです。
うちの長男なんか、修学旅行で2泊3日家を空けただけで、
帰ってきた時に「寂しかった~」
って甘えん坊になっちゃって(笑)
でも、そういう気持ちって自然なことだと思うんです。
私も仕事から帰ってきて、家族の「おかえり~」って声を聞くと、
すっごくホッとするもん。
だから甥っ子には、実家に帰りやすい場所を選ぶことと、
定期的に帰省する計画を立てることをオススメしました。
スマホがあれば、LINEやZoomで顔を見ながら話せるけど、
やっぱり実際に会って話すのとは違いますからね。
まとめ、理想の一人暮らしのために
結局、甥っ子とお姉ちゃんとで話し合って、
春までにもう少し考えてみることになったんです。
私からは「焦る必要はないよ。実家通学だって全然アリだよ」
って言っておきました。
それと、最後に甥っ子が
「おばちゃん、いろいろありがとう。お母さんには言えない心配とか、全部聞いてくれて嬉しかった」
って言ってくれて。
なんだかジーンときちゃいました。
みなさんのご家族やお知り合いでも、
これから一人暮らしを始める方がいたら、
ぜひこの記事を参考にしてもらえたら嬉しいです。
「失敗しない部屋選び」って、
結局は「快適な生活づくり」なんだなって、
今回の相談で改めて感じました。